経緯絣の密度で分類
経糸の糸密度と絣糸の使用本数での分類
本来1マルキとは経絣糸80本の意味ですが作業の効率化、絣の表現方法などの改良から
マルキの呼称は意味を持たないものもあります。
本場奄美大島紬を糸密度と絣糸の使用本数で分類した場合、以下の種類があります。
奄美産地では現在【13算9マルキ】【7マルキ】【9マルキ】を主に生産しています。
1. 13算・・・経糸を反物の幅1cm間に約26本使用している大島紬
【13算】 経糸の配列は絣糸2本地糸2本、緯糸の配列は絣糸2本地糸2本
【13算9マルキ】 経糸の配列は絣糸1本地糸2本、緯糸の配列は絣糸2本地糸1本
2. 15.5算・・・経糸を反物の幅1cm間に約31本使用している大島紬
【5マルキ】 経糸の配列は絣糸2本地糸3本、緯糸の配列は絣糸2本地糸2本
【7マルキ】 経糸の配列は絣糸1本地糸3本、緯糸の配列は絣糸2本地糸2本
【7マルキ一元】 経糸の配列は絣糸2本地糸2本、緯糸の配列は絣糸2本地糸2本
【割込み式】 経糸緯糸の配列は絣糸2本地糸2本絣糸1本地糸1本
【9マルキ】 経糸の配列は絣糸1本地糸2本、緯糸の配列は絣糸2本地糸1本
【9マルキ一元】 経糸の配列は絣糸2本地糸1本、緯糸の配列は絣糸2本地糸1本
3. 18算・・・経糸を反物の幅1cm間に約36本使用している大島紬
【12マルキ】 経糸の配列は絣糸1本地糸2本、緯糸の配列は絣糸2本地糸1本